ダンディーな顔立ちと高身長を持ち合わせた三枚目俳優として愛されている俳優、阿部寛さん。
シリアスからコメディーまで幅広い役柄をこなし、三枚目俳優として多くの人々を魅了してきました。
そんな阿部寛さんですが、「若い頃が林遣都に似ている?」と話題になっているのをご存じでしょうか?
そこで今回は、阿部寛さんの昔の写真と現在を比較をまとめてみました!
若い頃から現在までの経歴についても調べましたよ!
当時の歩みを振り返りながら、一緒に見ていきましょう。
阿部寛のwikiプロフィール
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- 本 名 :阿部 寛(あべ ひろし)
- 生年月日 :1964年6月22日
- 年 齢 :61歳(2025年9月現在)
- 出身地 :神奈川県横浜市
- 血液型 :A型
- 主な肩書 :俳優・モデル
阿部寛さんは61歳の神奈川県出身です。
「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、メンズノンノのカリスマモデルとして活躍していました。
俳優としては、1987年南野陽子さんの主演映画「はいからさんが通る」で俳優デビュー。
その後、多くの舞台や映画に出演し、NHK大河ドラマには重要な役どころとして立て続けに出演しました。
2000年にスタートした「TRICK」では、自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多様し、徹底して三枚目を演じたことで大ヒット。
その後も、主演映画「テルマエロマエ」では、ローマ人よりローマ人と言われるほどのハマり役で、日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞のほか、複数の主演男優賞を受賞されました。
今や、なくてはならない三枚目俳優として、数多くの作品に出演し続けています。
阿部寛の若い頃が林遣都に似てる?
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デビュー当時から、日本人離れした顔立ちと高身長と注目を浴びていた阿部寛さん。
実は、「若い頃が林遣都に似てる?」と注目されていました。
かなり前から、林遣都と阿部寛って演技というか表情というかとにかく何もかもそっくりだと思ってて。
— せのん (@occurah) September 11, 2023
そしたらまさかの林遣都、阿部寛の若い時じゃないから、混乱しながらみてる。多分日本で唯一私だけ変な方向で混乱してる(笑)
「林遣都は阿部寛の隠し子だ」
— 荘之助 (@duetrio) March 27, 2024
そう思っていたのは
ボクだけではないはず。
演技までも似てる。
阿部寛なんか若いなと思ったら髭の林遣都だった。 pic.twitter.com/HqTXjBYdIm
— an_shida🌐 (@an_shida) November 17, 2023
林遣都の阿部寛化問題
— hiroyang (@hiroyang) January 29, 2024
VIVANTはどうにも林遣都が役所広司の若いころにみえなくてどうも少しもやもやする、、どちらかというと林遣都は阿部寛に似ているらかさらにもやもやする、、林遣都本人も阿部寛と共演した映画で昔から阿部寛に似ていると言われていたとインタビューで言ってたよね
— TAMAJIRO (@TAMAJIRO1) September 11, 2023
それでは、実際に比べてみましょう。

確かに並べてみると、若い頃の阿部寛さんと林遣都さんには、目元や鼻の印象に共通点が見えてきますね。
ではここからは、パーツ別に見ていきましょう!
- 【目元】を比較
- 【鼻】を比較
- 【口元】を比較
1. 【目元】を比較

こちらは若い頃の阿部寛さんと林遣都さんの目元を比較したものです。
両者とも大きな目が特徴で、黒目の上下に白目が出ず、穏やかなカーブを描いています。
どちらもベースが横長のアーモンド型で大きな目
目と目の距離、目と眉毛の距離など、パーツの配置もよく似ており、日本人離れした雰囲気を与えているのも共通点。
さらに、眉毛の凛々しさもよく似ています。
阿部寛さんは奥二重寄りで、キリッとした凛々しい目元。
一方の林遣都さんは、くっきりとした二重で、より大きくぱっちりとした印象が強くなっています。
2. 【鼻】を比較

こちらは、若い頃の阿部寛さんと林遣都さんの鼻を比較したものです。
どちらも鼻筋が通っている
両者ともに鼻筋がすっきりと通っていて、日本人離れしている顔立ちとなっている大きなポイントになっています。
正面から見ても左右のバランスがよく、自然な立体感が出ているのが共通点です。
3. 【口元】を比較

こちらは、若い頃の阿部寛さんと林遣都さんの口元を比べたものです。
どちらも上下の厚みが同じで唇の輪郭が整った綺麗な唇をしています。
また、今回の写真はお二人ともヒゲがある時期ですが、ヒゲの形までほぼ同じ形をしています。
一方で、印象には少し違いもあります。
阿部寛さんは全体的に口が少し小さい印象。
林遣都さんは阿部寛さんに比べると上下の唇に少し厚みがあり、赤みのある女性のような綺麗な唇です。
多少の違いはあるが、若い頃の阿部寛と林遣都は似ていると言える
阿部寛の若い頃~現在まで
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今では日本を代表する国民的俳優の一人、阿部寛さん。
デビューから数々の名作に出演し、世代を超えて愛され続けています。
ここでは、年代別にその歩みを振り返ってみましょう!
- 20代:モデルから俳優へ挑戦
- 30代:舞台での転機と存在感の確立
- 40代:主演俳優としての黄金期
- 50代:社会派ドラマと映画で円熟味を深める
- 60代:円熟のキャリアと今後の展望
1.20代:モデルから俳優へ挑戦
大学3年生のときに「ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、モデルとして活動を始めた阿部寛さん。
189cmの高長身と端正な顔立ちから瞬く間に人気モデルとなり、当時は“阿部寛=ファッションアイコン”として広く認知されました。
こちらは、モデル時代の写真です。
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モデルの爽やかさもあり、端正な顔立ちをされています。
初々しい雰囲気がありますが、目元の力強さや凛々しさは今と変わらないですね。
モデルで活躍する中、俳優にも挑戦。
23歳に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューしました。
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しかし、当時は「二枚目すぎて使いにくい」と言われ、ドラマや映画の出演は限定的だった阿部寛さん。
端正な顔立ちがかえって武器にならず、俳優としての仕事は思うように広がらなかったそう。
俳優業がうまくいかず、生活も困るほどに
モデルとしては順調でしたが、俳優業は壁に直面。
さらに90年代初頭にはバブル崩壊の影響でモデルの仕事も激減し、生活に困るほどの時期も経験しました。
阿部寛さん自身も後年「仕事がなくてパチンコばかりしていた」と語っており、俳優人生の中で最も苦しい時期を20代に過ごしていたようです。
2.30代:舞台での転機と存在感の確立
低迷が続いた阿部さんに大きな転機が訪れたのは29歳のころ。
つかこうへい氏の舞台『熱海殺人事件』に出演。
こちらは、その時の写真です。
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シリアスかつコミカルな役どころを演じ切ったことで演技力を高く評価されます。
ここで「二枚目俳優」の殻を破り、三枚目や個性的なキャラクターもこなせる幅広さを示しました。
顔つきもモデル時代の爽やかで柔らかい印象とは一変。
力強い目元が印象的な今の阿部寛さんに近い顔つきです。
30代前半にはNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』(1995年、31歳)、『元禄繚乱』(1999年、35歳)などに出演。
歴史的な人物や堅実な役柄を担うことで「演技に厚みのある俳優」として注目されていきます。
こちらは『元禄繚乱』で堀部武庸役を演じた時の写真です。
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役柄もあるかもしれないですが、20代に比べると渋さが出てきた印象ですね。
そして36歳、転機となるドラマ『TRICK』がスタート。
仲間由紀恵さん演じる自称天才マジシャンとコンビを組む物理学者役は、真面目さとコミカルさを絶妙に融合させ、これまでにないキャラクターを確立。
シリーズ化される大ヒットとなり、阿部寛さんの代名詞的な作品のひとつとなりました。
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こちらは『TRICK』の時の写真です。これまでの作品に比べると佇まいからもコミカルさを感じますね。
30代は「苦境から舞台で評価を得て、ドラマで代表作を掴んだ」時期と言えます。
3.40代:主演俳優としての黄金期
40代に突入した阿部寛さんは、一気に主演俳優としての地位を固めます。
42歳(2006年)に放送された『結婚できない男』では、皮肉屋で独身を貫く建築家を演じ、ユーモラスかつリアルなキャラクターで大ヒット。
現代社会の“結婚観”を鋭く突くテーマ性と相まって、社会現象にもなりました。
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阿部寛さんのコメディセンスと人間味が存分に発揮された作品で、以後も代表作として語られています。
その後も『新参者』シリーズで温かみのある刑事役を務め、さらに『下町ロケット』では不屈の精神を持つ技術者を熱演。
社会派ドラマとして高い評価を受け、国民的な人気を獲得しました。
こちらは『新参者』の写真です。
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端正な顔立ちに渋さが加わり、色気も増しましたね。
阿部寛さんといえば40代のこの頃の顔を思い出す方も多いのではないでしょうか。
2012年に公開された映画『テルマエ・ロマエ』では、古代ローマ人の浴場設計士をコミカルに演じた阿部寛さん。
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、ヨコハマ映画祭 主演男優賞、ブルーリボン賞 主演男優賞などの賞を獲得。
ユニークな設定にもかかわらず真剣に演じる姿勢が笑いを誘い、「阿部寛ならではの魅力」が最大限に引き出され、続編も興行的にも大成功を収めました。
こちらは、映画『テルマエ・ロマエ』の写真です。
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ローマ人よりローマ人と言われるほど、ホリが深くはっきりとした顔立ちですね。
ローマ人役にぴったりのホリが深くはっきりとした顔立ち
歳を重ね色気もさらに増した印象です。
プライベートでは43歳で結婚し、45歳で第一子、48歳で第二子が誕生。
仕事でも家庭でも充実期を迎え、ますます魅力を増していった時期です。
主な受賞歴
『テルマエ・ロマエ』
- 第34回ヨコハマ映画祭 主演男優賞
- 第55回ブルーリボン賞 主演男優賞
- 第36回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
- 第4回日本シアタースタッフ映画祭 主演男優賞
『その他の映画受賞歴』
- ニフティ映画大賞2002 助演男優賞(『トリック劇場版』)
- 第38回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『ふしぎな岬の物語』)
- 第38回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『柘榴坂の仇討』)
- 第45回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『護られなかった者たちへ』)
4. 50代:社会派ドラマと映画で円熟味を深める
50代の阿部寛さんは、さらなる円熟を重ねながら社会派ドラマや骨太な映画で存在感を示しました。
50歳(2014年)には映画『ふしぎな岬の物語』に出演。
ここでも第38回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞を受賞し、さらに俳優として俳優としての輝きが一層増しました。
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以降も『海よりもまだ深く』(2016年)、『のみとり侍』(2018年)、『護られなかった者たちへ』(2021年)などで、等身大の人間像やシリアスな役を丁寧に演じました。
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テレビドラマでも『下町ロケット』の続編、『ドラゴン桜』(2021年)で再び主演を務め、若手俳優たちとの共演で世代を超えた存在感を示しました。
さらに59歳(2023年)には、デビュー以来所属していた茂田オフィスを退所し、新たに「オフィスA」へ移籍。
60代を見据えた新しい挑戦が始まったことも話題を呼びました。
5. 60代:円熟のキャリアと未来への展望
こちらは、2025年に放送されたドラマ『キャスター』に出演した阿部寛さんです。
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渋さが増し、表情はさらに魅力的になり、演技にも奥行きと風格が漂いますね。
60歳を迎えた阿部寛さんは、俳優としてさらに円熟味を増しています。
大河ドラマや社会派映画など、重厚な作品に引っ張りだこでありながら、時にはユーモアを交えた役にも挑戦。
年齢を重ねた今だからこそ出せる渋みと柔らかさで、唯一無二の存在感を放っています。
阿部寛の昔の写真と現在を比較
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若い頃から端正な顔立ちと、コミカルな演技で多くの人々を魅了してきた阿部寛さん。
では、現在の写真と並べて印象の変化を見ていきましょう。

若い頃の阿部寛さんは、モデル出身らしい整った輪郭と透明感があり、端正で爽やかな顔立ちが印象的でした。
爽やかな美しさから経験が刻まれた渋さと風格へ
一方、60代となった現在も、大きくはっきりとした目鼻立ちは変わらず、顔立ちの美しさはそのままです。
目元や口元に刻まれた表情の深みが、人生経験を感じさせます。
若い頃の爽やかさに加えて、「威厳や重厚感がある表情」へと進化したことがよく伝わりますね。
阿部寛の若い頃まとめ
今回は、阿部寛さんの若い頃について調べました。
- 若い頃が林遣都さんに似ている
- 21歳でモデルデビュー、23歳でスクリーンデビューした
- 代名詞『TRICK』でこれまでにないキャラクターを確立
- 40代で国民的人気を獲得
- 主要な映画賞をほぼ総なめしている
- 今も俳優として第一線で活躍している
- 60代になっても端正な輪郭とバランスの取れた顔立ちは変わってない
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