日本を代表する名バイプレーヤーとして活躍し続けている俳優・生瀬勝久さん。
コミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなし、独特の存在感で多くの作品を彩ってきました。
そんな生瀬勝久さんですが、「若い頃が戸塚純貴さんに似てる?」と話題になっているのをご存じでしょうか。
そこで今回は、生瀬勝久さんの昔の写真と現在の姿を比較しながら、本当に似ているのかを検証してみました!
さらに、若い頃から現在までの経歴や歩みについてもあわせてご紹介します。
当時の歩みを振り返りながら、一緒に見ていきましょう。
生瀬勝久のwikiプロフィール

- 本 名 :生瀬 勝久(なませ かつひさ)
- 生年月日 :1960年10月13日
- 年 齢 :65歳(2025年10月現在)
- 出身地 :兵庫県西宮市
- 血液型 :O型
- 主な肩書 :俳優
生瀬勝久さんは65歳の兵庫県出身です。
下積み時代から舞台で培った粘り強さと、唯一無二の存在感のある演技で、多くの観客を魅了してきました。
ドラマ『TRICK』シリーズでは、矢部謙三役をコミカルかつ人間味豊かに演じ、一躍人気に。
その後も数々の話題作に出演し、視聴者の記憶に残る役柄を数多く演じています。
世代を超えて愛される存在となり、今も第一線で輝き続けています。
生瀬勝久の若い頃が戸塚純貴に似てる?

舞台で培った存在感で、今やドラマ・映画ともになくてはならない存在となった生瀬勝久さん。
その姿が「戸塚純貴さんに似てる!?」とネットやSNSで話題になっています。
生瀬勝久「(戸塚純貴くんが)ぼくの若い時に似てるんだよ〜」
— 凡人ちゃん (@bodid1971) June 27, 2024
うそ〜〜〜
って思って、画像探したら、意外と似てた! pic.twitter.com/hKN3PMxJtS
戸塚純貴と生瀬勝久の若い頃が似てるというので検索した民の1人なんですが、予想以上に似ててびっくり#おれたちの轟 pic.twitter.com/Ui0fZUjxQt
— 吉田c (@yoshidac1) June 27, 2024
あさイチで、戸塚純貴さんが若い頃の生瀬勝久さんに似てると話題だったけど、今日の放送を見てこれは確かに生瀬さんになると確信した🤓
— じゃすこ (@yaasco0) August 13, 2024
それでは、実際に比べてみましょう。

どちらも 面長気味の輪郭に、すっきりとした骨格をしていますね。
ではここからは、パーツ別に見ていきましょう!
- 【目元】を比較
- 【鼻】を比較
- 【口元】を比較
1. 【目元】を比較

こちらは若い頃の生瀬勝久さんと戸塚純貴さんの目元を比較したものです。
どちらも、丸みのあるメガネ越しに感情が伝わるような大きな瞳。
表情の奥に優しさと知性を感じさせます。
2人とも黒目がちで瞳に存在感があり、自然と人を惹きつける雰囲気を持っていますね。
どちらも目元に存在感があり、人を惹きつける雰囲気を持っている
2. 【鼻】を比較

こちらは、若い頃の生瀬勝久さんと戸塚純貴さんの鼻を比較したものです。
どちらも鼻筋がまっすぐに通っていて、鼻先がすっと下に向かう端正なラインが特徴的です。
知的で品のある雰囲気を作っているのは、この「きれいな鼻筋」の共通点だといえます。
どちらも鼻筋がまっすぐ通り、知的で品のある印象を与える端正な形をしている
3. 【口元】を比較

こちらは、若い頃の生瀬勝久さんと戸塚純貴さんの口元を比べたものです。
口元を見比べてみると、2人ともスッと引き締まったラインが印象的。
どちらも口角が少し上がり気味で、きちんとした印象の中にも柔らかさがあります。
どちらも似た形なのに、受ける印象が違うような?
生瀬勝久さんは落ち着いた雰囲気で、言葉を選ぶような慎重さを感じさせる口元。
一方の戸塚純貴さんは、少し明るく親しみやすい印象に見えます。
どちらも形は似ていますが、表情のトーンが違うだけで印象が変わりますね。
多少違いはあるが、若い頃の生瀬勝久と戸塚純貴は似ていると言える
生瀬勝久の若い頃~現在まで

独特の存在感と巧みな演技力で、数々のドラマや映画に強烈な印象を残してきた生瀬勝久さん。
日本のスクリーンや舞台で欠かせない俳優として、その名を確固たるものにしました。
ここでは、年代別にその歩みを振り返ってみましょう!
- 20代:関西の舞台からテレビへ
- 30代:大河ドラマ・映画も出演
- 40代:『TRICK』『ごくせん』で全国区に!
- 50代:初主演から話題作へ、幅広いジャンルで存在感を示す
- 60代〜現在:作品に欠かせない名バイプレーヤーとして第一線へ
1. 20代:関西の舞台からテレビへ
こちらは、生瀬勝久さんが出演したドラマ『純ちゃんの応援歌』のワンシーンです。

この頃の生瀬勝久さんは、29歳頃。
まだあどけなさの残る表情が印象的です。
切れ長の目元には強さと真っ直ぐさがあり、後の「名バイプレイヤー」としての片鱗を感じさせる
短く整えられた髪型とシャツが、爽やかで青年らしい雰囲気を引き立てていますね。
劇団そとばこまちでの活動
生瀬勝久さんは、同志社大学在学中に関西の劇団「そとばこまち」に参加しました。
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1983年に入団し、舞台『猿飛佐助』で初舞台を踏みます。
その後、1988年には第4代座長に就任。
脚本・演出も手がけるなど、劇団の中心として活躍しました。

生瀬勝久さんはその中で、舞台のテンポ感や間の取り方、笑いのセンスを磨き上げていきました。
当時の「そとばこまち」は、関西小劇場ブームの火付け役ともいわれた存在。
この舞台経験が、独特の間合いやコミカルな演技につながっています。
舞台で培った“体で表現する芝居”が、テレビでも確かな存在感を放つ土台になったといえるでしょう。
関西の舞台とバラエティで人気を集める
劇団での演技力が評価され、関西のテレビ業界からも注目を集めるようになります。
その流れで、関西ローカル番組『探偵!ナイトスクープ』に探偵の初期メンバーとして出演。

独特のテンポとツッコミで人気を集め、バラエティの世界で存在感を発揮!
その後も深夜番組などに続けて出演し、持ち前のコメディセンスで関西の視聴者を魅了しました。
同時に劇団活動も続け、舞台とテレビの両方で活躍する姿は、関西学生演劇ブームの一端を担うほど。

また、劇団活動と並行して、テレビ等への出演も頻繁に行っていたようです。
1988年10月から放送されたNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』に出演。

この朝ドラの出演時に「生瀬勝久」という本名に改名しました。
え?元々違う名前だったの?
実は元々、生瀬勝久さんは「槍魔栗三助」という芸名で活動していました。
関西での舞台活動、テレビバラエティ番組出演など、若い頃はその芸名で知られていたようです。
改名したきっかけは、NHKの朝ドラ出演の際に“その芸名では出せない”とストップがかかったこと。
改名に至った理由としては「NHKの朝ドラに出ることになって。でも“その名前では出さない”って言われたんですよ、だから本名に戻しましたね。だいぶアウトでしたね」と振り返っていた。
引用:スポニチ
裏を返せば、それだけ生瀬勝久さんが当時からテレビ業界で注目されていた証でもありますね。
関西の舞台とバラエティで人気を集め、本名の生瀬勝久へ改名するなど、大きな転機を迎えた時期だった
2. 30代:大河ドラマ・映画も出演
こちらの写真は、1999年放送のTBSドラマ『ケイゾク』のワンシーンです。

当時38歳の生瀬勝久さん。
落ち着いた表情の中に独特の鋭さがあり、まっすぐな視線が印象的。
緊迫したシーンの中でも感情を繊細に表現する、その演技力が垣間見える1枚ですね。
30代は舞台出身の実力派俳優から、映像作品でも存在感を示すようになる!
テレビではNHK大河ドラマに次々と出演。

- 1994年『花の乱』:上月左近将監役
- 1997年『毛利元就』:井上春忠役
- 1999年『元禄繚乱』:多門伝八郎役
これらの出演を通じて、時代劇俳優としての地位を確立しました。
さらに1996年には、『トキワ荘の青春』で映画デビュー。

演劇で培った“間”の取り方や繊細な芝居が、スクリーンでも評価されました。
この作品で着実にメディア界に進出していくようになっていきます。
1980年代から約10年にわたって所属していた劇団そとばこまちを、1990年代半ばに退団。
座長として脚本・演出まで手がけていた生瀬勝久さんにとって、これは大きな決断でした。
舞台を続けながら映像の仕事が増え、次第に俳優として活動の軸を映像へ移していった
つまり退団は、舞台をやめるというよりも、舞台で培った力を別の場所で試す新しい挑戦だったといえますね。
大河ドラマや映画に出演し、俳優として一気に存在感を高めた時期といえるでしょう。
3. 40代:『TRICK』『ごくせん』で全国区に!
こちらは、生瀬勝久さんが出演したドラマ『TRICK』のワンシーンです。

この頃の生瀬勝久さんは40歳。
顔立ちは若い頃に比べて輪郭が少しシャープになり、眉や目元に鋭さが増しています。
若い頃の柔らかい印象から一転、目力と表情の深みが増して“大人の迫力”を感じさせますね。
ドラマ『TRICK』シリーズで大ブレイク
40代に入った生瀬勝久さんは、テレビドラマへの出演が増えていきます。
2000年に放送されたドラマ『TRICK』で、警視庁の矢部謙三警部補を演じました。

独特のテンポとクセのある言い回し、真面目すぎて空回りするキャラクターはシリーズの名物的存在に。
舞台で培った“間”の感覚と表情の細やかさを活かし、コミカルなのにどこかリアルな警察官像を作り上げた
この『TRICK』をきっかけに、生瀬さんは個性派俳優として全国的に知名度を確立。
その後にはスピンオフ『警部補・矢部謙三』も制作され、長く親しまれるシリーズとなりました。
『ごくせん』に出演してますますブレイク
40代に入った生瀬勝久さんは、ドラマ『ごくせん』で猿渡教頭を演じ、俳優として更にブレイク。

この作品では、生徒たちの暴走に振り回されつつも、どこか憎めない“いい人”キャラとして人気を集めます。
渋いけど面白い先生を見事に熱演!
コミカルな場面ではテンポの良いツッコミ、シリアスな場面では温かい人柄をにじませる。
そんな緩急ある演技が光りました。
『TRICK』も『ごくせん』も、キャリアを代表するシリーズ化・映画化まで発展した大ヒット作です。
その両方でシリーズの顔となったことで、名実ともに“国民的俳優”としての地位を確立していきました。
しかし、本人は代表作とは考えていない?
むしろ「どんな役でも全力で取り組むこと」こそが自分のスタイルだと語っています。
「『トリック』とか『ごくせん』とか、多くの方に観ていただいた良い作品に参加させていただけたのはとてもありがたいことなんですけど、矢部謙三や猿渡教頭が僕の代表作ではないんです。どんなワンポイントの出演でも、そのキャラクターを一所懸命やってきただけなので、僕の芸能生活においてターニングポイントは特にないです。世間の評価っていうのは、見てる数によって僕の評価があると思うんですけど、過去のことはどうでもいいんですよ。だって、それから歳とってますもん。これから何をやるかですから」
引用元:オリコンニュース
華やかな人気よりも、今この瞬間に良い芝居をすることを大切にしている生瀬勝久さん。
常に向上心を持ってどの役にも真摯に向かう姿勢が、現在の名バイプレーヤーにつながったといえますね。
『TRICK』や『ごくせん』などの人気シリーズを通じて、全国的に知られる俳優へと成長した時期だった
4. 50代:初主演から話題作へ、幅広いジャンルで存在感を示す
こちらは、ドラマ「重版出来! 」の撮影中の生瀬勝久さんのショットです。

この写真の生瀬勝久さんは56歳。
顔立ちはシャープさを保ちながらも、目元や口元に年齢ならではの深みが加わっていますね。
年齢を重ねてもなお、画面越しにパワーを感じさせるその存在感は圧倒的です。
初主演となった『警部補 矢部謙三』
長年脇を支えてきた生瀬さんにとって、その努力がついに形となりました。
2010年、50歳にして初主演を務めたドラマ『警部補・矢部謙三』。

これは、大ヒットドラマ『TRICK』シリーズのスピンオフ作品となります。
“笑いの中に人間味があるキャラ”として多くの視聴者の心をつかみました。
放送は深夜枠にもかかわらず、シリーズ平均視聴率10.7%という異例のヒットを記録。
翌年には続編『警部補・矢部謙三2』も制作され、人気の高さを証明しました。
強烈なコメディー演技がすばらしい

主演としてのプレッシャーの中でも、生瀬さんは軽妙なテンポと確かな演技力で物語を牽引。
これまで培ってきた“舞台的な間の取り方”や“即興的なユーモア”が遺憾なく発揮されています。
まさに“脇を支える名俳優から、物語を動かす主役”への転換点となりました。
さらに、コメディだけでなく、シリアスな役柄にも挑戦!
『相棒』『ST 警視庁科学特捜班』などでは、緊張感ある芝居で作品に厚みを加えました。

「笑い」と「緊張感」どちらの空気も自在に操る俳優として評価を確立していきます。
幅広いジャンルへの挑戦
これまでの経験を生かしながらも、あらゆるジャンルの作品に挑戦していきます。
2012年放送のドラマ『リーガルハイ』では、敏腕弁護士・古美門研介のライバルとして登場。

ユーモアと毒気を絶妙にブレンドした演技が話題となりました。
主人公と火花を散らすテンポの良い掛け合いは、まさに“生瀬節”の真骨頂!
敵役でも存在感を放つ俳優として確固たる評価を得ました。
さらにドラマ『あなたの番です』では、サスペンスの中でシリアスな演技にも挑戦。

それまでとは異なり、緊張感あふれる場面で見せた静かな迫力が印象的でした。
社会現象になるほどの人気を集め、劇場版や続編も制作される大ヒットに。
コメディからシリアスまで自在にこなす実力派として、あらためて注目を集めました。
初主演を務め、その後も幅広い役を自在にこなし、俳優として円熟味と多彩さを兼ね備えた時期だった
5. 60代〜現在:作品に欠かせない名バイプレーヤーとして第一線へ
こちらは、2025年に行われた舞台挨拶をしている生瀬勝久さんです。

この頃の生瀬勝久さんは64歳。
表情は若い頃の鋭さより柔らかさが増していますが、渋くて深みのあるかっこよさが出ています。
また、2025年にHUFFPOSTが調査した「人気の個性派俳優ランキング」によると第5位に選ばれました!
「人気の個性派俳優ランキング」は以下の通りだった。
第1位:ムロツヨシさん
第2位:佐藤二朗さん
第3位:阿部サダヲさん第4位:大泉洋さん
第5位:生瀬勝久さん
引用:HUFFPOST
この結果は、様々な役を演じて視聴者の記憶に残り続けていることを物語っていますね。
2023年に還暦を迎えても、生瀬勝久さんは第一線で活躍し続けています。
TBS日曜劇場『19番目のカルテ』では、若手医師たちを温かく見守る穏やかで包容力のある院長を好演。

シリアスなテーマの中にも優しさを感じさせる芝居でした。
また、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』にも出演し、これで朝ドラ出演は6回目。

若手俳優たちと共演しながらも、長年培った演技力で物語に深みを加えました。
今では、作品を支える名バイプレイヤーの象徴的存在に!
今も第一線で挑戦を続けていて、ドラマ、映画、舞台と見ない日はないくらいの活躍をしています。
クセになる演技がどの作品でも光っており、気になる作品には必ず出演している印象がありますね。
SNSでも「変わらず応援している」「これからの活躍も楽しみ」といった声が絶えません。
生瀬勝久若い時より今の方がかっこいいのずるでしょ。trickの時も好きだったけど今の渋みがある感じまじて好き
— くずゆり (@kuzuyuri4869) September 27, 2025
生瀬勝久の味濃いめな演技が最高に好きなんだよなあ
— 🦢お太り様 𝕏 🐤 (@masakichi22) September 13, 2025
生瀬勝久の昔の写真と現在を比較

若い頃からユーモアと存在感のある演技で、観客の心をつかんできた生瀬勝久さん。
では、現在の写真と並べて印象の変化を見ていきましょう。

若い頃は、目がくっきりとしていて顔立ち全体がシャープ。
どこか張り詰めたような緊張感をまとっています。
引き締まった顔つきから、穏やかな印象へ
一方現在は渋みと深みが加わり、年齢を重ねた魅力が際立っていますね。
頬や目尻に年齢ならではのシワが見られますが、渋みのある魅力的な俳優へと進化しています。
生瀬勝久の若い頃まとめ
今回は、生瀬勝久さんの若い頃について調べました。
- 若い頃が戸塚純貴に似ている
- 劇団そとばこまちに入団していた
- 幅広い役柄を自在に演じることができる
- TRICKの矢部警部で大ヒットした
- 「人気の個性派俳優ランキング」で第5位に選ばれた
- 今も第一線で活躍している
- 歳を重ねて、渋さが感じられるようになった
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