長年にわたり芸能界を支えてきた石原良純さん。
石原慎太郎さんを父に持ち、石原裕次郎を叔父に持つ、政治家と大スターの家庭で育ったお坊ちゃんとしても知られています。
そんな石原良純さんですが、「若い頃に映画主演だった!」と話題になっているんです。
そこで今回は、その真相を確かめました。
昔の写真と現在の姿を比較しながら、歩んできた経歴を振り返ってみましょう!
石原良純のwikiプロフィール

- 本 名 :石原 良純(いしはら よしずみ)
- 生年月日:1962年1月15日
- 年 齢 :63歳(2025年10月現在)
- 出身地 :神奈川県逗子市
- 血液型 :A型
- 主な肩書:タレント/俳優/気象予報士
石原良純さんは、神奈川県出身の63歳です。
大学在学中に叔父の石原裕次郎さんの見舞いに行ったことがきっかけで、映画関係者から役者デビューの誘いを受け、石原プロモーションに入社!
1997年には、森田正光さんにすすめられて気象予報士を志し、気象予報士試験に合格しました。
以降はタレント・役者として活動する一方、FNNスーパーニュースで10年以上にわたり関東ローカルの天気コーナーを担当しました。
石原良純は若い頃に映画主演だった!
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今ではバラエティ番組になくてはならない存在となった石原良純さん。
そんな石原良純さんについて、ネット上でも「若い頃に映画主演だった!」と話題になっています。
Huluで石原良純主演の『凶弾』。。めっさいい映画でナイスHuluだった。。 pic.twitter.com/ppumw4r2AI
— isao☺︎ (@itaoski) May 3, 2016
瀬戸内シージャック事件を元に「凶弾」という映画が作られたのですが主演したのは石原良純です。 pic.twitter.com/P4t6sOd0Kc
— りりこ✈️oasis(Sydney)11.8参戦予定 (@ririco58ys) January 3, 2016
昨夜放映の『奇跡体験アビリバボー!』で、松田優作が「あいつを撃つな」を歌ったり石原良純主演デビュー『凶弾』という映画の題材にもなった1970年の広島シージャック事件が取り上げられ、メディアの責任にも言及した興味深い内容であった。 pic.twitter.com/q3OwEp9d6z
— びっぐぴゅあ@知られざるシネマ (@bigpure2010) January 8, 2015
石原良純は若い頃に映画主演だった!
現在はコメンテーターとしてやバラエティ番組で多く活躍されているので、想像がつかない一面かもしれませんね。
その知られざる主演作品について詳しく見ていきましょう!
主演作「凶弾」(1982年)
石原良純さんは、1982年公開の映画『凶弾』で俳優としてデビューすると同時に、主演(荒木英夫役)を務めています。
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こちらは、作中の石原良純さんです。
石原裕次郎さんを思わせる、整った目鼻立ちですね。
この作品は、実際の昭和45年5月12日の瀬戸内シージャック事件を題材に、少年院出身という社会的に立場の弱い若者が航空フェリーを乗っ取るなかで起きる悲劇を描いたもの。

当時大学生だった石原さんが、演技経験ほぼゼロの状態から、いきなり主演という大役を担ったというのは驚きですね。
演技未経験の大学生には重たすぎる役柄だったそうですが、引き受けることに決めた石原良純さん。
あの頃の僕には、このまま普通に就職しても面白いんだろうか、仕事ができるんだろうか、という漠然とした不安と期待があったんでしょうね。臆することなく『やります』って手を挙げられたのは、単純にわからなかったからだと思う。映画の大変さなんて、やったことがないし正直わからないじゃない。だから怖くない。今にして思うと、僕のいちばんの強みって鈍感力なんです。
引用元:PAPEYE
いちばんの強みは鈍感力だそう。

また、『スマートフラッシュ』のインタビューでは、映画デビューのきっかけについて『つくづく人生は偶然と出会いの連続だな』と思ったと語っています。
「叔父をお見舞いする僕の姿がテレビに映り、たまたま映画関係者の目に留まったんです。だから、今でも『つくづく人生は偶然と出会いの連続だな』と思いますね。だって叔父が倒れていなかったら僕がお見舞いすることもなかったし、入院が10年前だったら僕は小学生。映画関係者の目に留まることもなかったから」
引用元:smart FLASH
この言葉からも、主演を得た機会が“偶然と絆”によるものであったことが分かりますね。
石原良純の若い頃~現在まで

俳優としてデビューし、気象予報士、コメンテーター、作家としても活躍する石原良純さん。
そこに至るまでにはどんな人生を歩んできたのでしょうか。
その歩みを年代別に見ていきましょう!
- 20代前半:俳優デビューと新人賞受賞。凛とした二枚目俳優時代
- 20代後半:多彩な作品出演で演技力を磨いた努力の時期
- 30代:気象予報士資格取得と“新たな顔”の誕生
- 40代:俳優・キャスター・著者として確かな地位を確立
- 50代以降:多方面で活躍。成熟した人間味と信頼感
1.20代前半:俳優デビューと新人賞受賞。凛とした二枚目俳優時代
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大学卒業直後の1980年代前半、石原良純さんは映画『凶弾』で俳優デビュー。
この時期の顔立ちは、まさに“正統派の二枚目俳優”。
新人ながらも堂々とした演技が評価され、第6回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞しました。
また、名家出身として注目を集める中で、真剣に俳優の道を歩もうとする姿勢がうかがえます。

こちらは、21歳ごろ「西部警察」に出演した時の石原良純さんです。
輪郭がシャープで、やや切れ長の目が印象的で眉も太く整い、まだ初々しさの残る若者らしい透明感があった。
俳優としての第一歩を着実に踏み出した20代前半は、まさに“自らの力で評価を得た若手スター”の時期でした。
2.20代後半:多彩な作品出演で演技力を磨いた努力の時期
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こちらは28歳の時の石原良純さんです。
顔つきは、若さの中に“芯の強さ”が現れはじめ、輪郭がより引き締まり、眼差しにも自信が見られますね。
20代後半に入ると、石原良純さんはドラマ・舞台への出演を重ね、俳優としての幅を広げていきます。
続々と人気ドラマに出演し、演技は俳優としての地位を固めた!
俳優としての経験を重ねることで、表情の豊かさや自然な笑顔も増え、スクリーン上での存在感が一層際立ちます。
この時期、名門出身という背景に頼らず、自らの演技で評価され始めたことが、後のキャリアに大きくつながっていきました。
3.30代:気象予報士資格取得と“新たな顔”の誕生
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こちらは32歳頃の石原良純さんです。
輪郭もシュッとしており、表情も柔らかくなった印象ですね。
30代の石原良純さんは、1997年に気象予報士資格を取得したことで人生の大きな転機を迎えます。
俳優業の傍らで国家資格を取るという挑戦は大きな話題となり、以降、情報番組や天気コーナーにも出演。
“俳優であり、気象予報士でもある”という新しい肩書きを確立しました。
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顔の印象も、俳優時代の硬さから柔らかさが増し、表情に“親しみ”が感じられるようになります。
笑顔で話す姿からは、知的で穏やかな人柄が伝わり、俳優としての“見せる顔”から、“伝える顔”へと変化していった時期でした。
また、この頃からバラエティ番組やニュース番組などへの出演も増加。
テレビを通して多くの人に親しまれる存在となり、専門知識を持つタレントとしての信頼を築いていく
この時期を境に、石原良純さんは「俳優」「気象キャスター」「コメンテーター」という三つの分野で活躍する、まさにマルチタレントの道を歩み始めました。
4.40代:俳優・キャスター・著者として確かな地位を確立
こちらはNHKドラマ『天地人』の時の写真です。
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つけ髭が馴染んでしまうほど、渋くダンディな印象ですね。
40代の石原良純さんは、三つの顔を同時に輝かせた時期です。
NHK連続テレビ小説『どんど晴れ』(2007年)や大河ドラマ『天地人』(2009年)などに出演し、俳優としての存在感を再び印象づけました。
2001年には著書『石原家の人びと』を出版した石原良純さん。
家族への想いをつづった内容が話題を呼び、知性と温かみの両面を感じさせる一冊として多くの支持を集めました。
テレビ画面でも、キャスターとして真剣な表情を見せる一方で、バラエティ番組ではユーモラスな笑顔を見せ、表情のバランスが非常に魅力的でした。
5.50代以降:多方面で活躍。成熟した人間味と信頼感

こちらはテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』の時の石原良純さんです。
顔立ちはさらに穏やかさを増し、目元に優しさと深みを帯びています。
俳優時代から変わらない整った顔立ちに加え、“人生経験を重ねた余裕”が感じられ、見る人に安心感を与える表情ですね。

50代を迎えて以降の石原さんは、『羽鳥慎一モーニングショー』などの情報番組でコメンテーターとして活躍。
気象予報士としての専門性に加え、的確で誠実なコメントが支持され、“信頼できる語り手”としての地位を築いている!
環境問題への意識も高く、講演会や執筆活動では「地球の気候と人の生き方」などをテーマに語る姿が印象的。
現在は、テレビ出演・講演・著作活動の三本柱で精力的に活動を続けています。
石原良純の昔の写真と現在を比較

昔から目鼻立ちがはっきりし、整った顔立ちの石原良純さん。
では、現在の写真と並べて印象の変化を見ていきましょう。

20代の石原良純さんは、顔全体に若さ特有の張りとシャープさがありますね。
若い頃の目元は切れ長でやや奥目気味、まっすぐに前を見据える視線が印象的で、真面目さと緊張感を併せ持っています。
全体的に、「俳優デビュー当時の初々しさ」と「石原家の端正な顔立ち」がはっきりと出ており、凛々しくも真面目な青年という印象を受けます。
現在の石原良純さんは、顔全体に丸みが出て、柔らかい印象へと変化しています。
輪郭には年齢に伴うゆるやかな変化が見られるものの、その分、表情には深みと人間味が増していますね。
若い頃の硬さや緊張感が取れ、親しみやすく、人柄の良さをにじませる顔つきになった
目元には笑いジワが刻まれ、優しさと包容力を感じさせます。
全体的に、若い頃の硬さや緊張感が取れ、親しみやすく、人柄の良さをにじませる顔つきになった印象です。
石原良純の若い頃まとめ
今回は、石原良純さんの若い頃について調べました。
- 若い頃、映画デビューが主演に抜擢されていた
- 30代は、気象予報士の試験に合格し、お天気キャスターとして活躍した
- 40代は、俳優、お天気キャスター、著者と活躍の幅を広げた
- 50代は、コメンテーター、バラエティ、俳優のテレビ出演に加え、講演・著作活動とさらに活躍の幅を広げた
- 20代は、「俳優デビュー当時の初々しさ」と「石原家の端正な顔立ち」だった
- 現在は、若い頃の硬さや緊張感が取れ、親しみやすく、人柄の良さをにじませる顔つきに変化した

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